こんな悩みに答えます。
平日は学業や仕事で忙しいものの、土日の時間を使って「収入を増やせる仕事をしたい」と思っている方は多いのではないでしょうか?
本記事では、学生はもちろん、社会人のWワークとしても最適な土日バイトを14個紹介していきます。この記事を読むことで、あなたの状況に合った最適なアルバイトを見つけることができますよ。
アルバイトを探すにあたって「土日のみ働くのは迷惑じゃないの?」「土日のみで採用されるの?」と不安に思う方もいますよね。
そのため、面接時に自分の意向を伝えたり、土日のみOKの求人に応募したりするなどして対応すれば、問題なく採用されるでしょう。
まずは実際の数値データに基づいて、学生や社会人のアルバイト・Wワーク事情から解説していきます。
日本学生支援機構が公表している令和2年度の「学生生活調査」によると、昼間部に通う大学生の約81%、高等専門学校性の約58%はアルバイト経験があります。
そしてその中の3~4割は1週間に1~15時間以内の割合で働いているので、土日のみでアルバイトすることはなんらおかしいことではありません。
大学生(昼間部) | 高等専門学校生 | |
バイトをしている割合 | 80.7% | 58.3% |
バイト時間が1~15時間以内 | 46.9% | 32.9% |
参考文献 | 学生生活調査 | 高等専門学校生生活調査 |
また学生以外にも近年ではWワーク・副業目的で土日にアルバイトをする社会人も一定数存在します。
Wワークとは、仕事を2つ以上している状態のことです。明確に本業がある訳でなく、給料やかけている時間が同程度の場合、Wワークと言われます。
逆に1つが本業である場合、もう1つは「副業」という扱いになるので、それはWワークとは言いません。
学生・社会人のアルバイト事情について解説しましたが、実際学業や他の仕事をこなしつつ、土日のみアルバイトをするのは大変なのでしょうか?
土日のバイトは「平日よりも時給が高い」「メリハリが付く」などのメリットがありますが、同時に「業務量が多い」「休息が取りにくい」などのデメリットもあります。
アルバイトを選択する前に、次に学業・仕事と両立して土日のみアルバイトを行う時のメリットとデメリットについて解説します。
土日バイトをするメリットは下記の通りです。
▼土日バイトをするメリット
仕事の内容にもよりますが、土日のアルバイトだと平日よりも時給が高い場合があります。一般的に平日よりも土日の方が業務量が多く、仕事が忙しいためです。
また土日に遊んだり買い物に行ったりしてしまうと出費がかさんでしまいますが、土日に働くことで出費をなくし、収入を増やせる点もメリットの1つと言えます。
メリットについて述べましたが、逆に土日バイトをするデメリットは下記の通りです。
先ほども少し触れた通り、飲食店などの接客系の仕事は土日に忙しくなることが多いので、時給が高くなる反面忙しい場合が多いです。
また土日に仕事を入れれば入れるほど給料が上がっていきますが、同時に自分が休む時間が取れないことはデメリットと言えるでしょう。
土日バイトのメリットとデメリットについて触れましたが、土日のバイトの選び方は主に4種類あります。
1つ目は時給・日給でアルバイトを選ぶ方法です。最もシンプルな方法と言えますね。
特に体力を必要とする「引越し・工場などの仕事」や、スキルを必要とする「家庭教師・コールセンター」などの仕事は給与が高い傾向にあります。
次に経験になるアルバイトを選択するという方法もあります。
例えば「接客スキルを身につけたいから飲食店でアルバイトをする」「PCの扱いに慣れておきたいからデータ入力の仕事をする」などですね。
自身のスキルになるアルバイトを選択できれば、将来他の仕事をする時にアルバイトの経験をその仕事に活かすことができます。
次に自分が続けられそうなアルバイトを選ぶ方法もあります。
高い給料や経験も大切ですが、アルバイトの1番の目的は「お金を稼いで収入を増やすこと」なので、継続できる仕事を優先した方が、結果的に時間を無駄にせず収入を増やすことができます。
最後に、土日でアルバイトを検討しているものの「たまには友人・恋人と遊びたい」と考えている方は、単発の土日バイトを選ぶと良いでしょう。
継続的にシフトを入れるバイトを選択してしまうと、どうしても日程の折り合いがつかずに予定が上手く立てられない場合があります。
土日バイトの選び方について説明したので、次に学生や社会人のWワークにおすすめの土日バイトを11個紹介していきます。
▼お仕事の特徴
飲食店のスタッフは、コンビニやファミレス・カフェなどの飲食店で働く仕事です。
仕事内容はホールで接客対応するホールスタッフと、キッチンで調理を行うキッチンスタッフに分けられます、どちらか一方やる場合もあれば、両方行う場合もあるでしょう。
飲食店スタッフは複数人で連携して仕事を進めていく場合が多く、基礎的な接客スキルだけでなく、複数人で働く経験を得ることができます。
▼お仕事の特徴
デリバリーは宅配でピザや寿司などの商品を個人宅に届ける仕事です。自転車やバイクで運ぶ場合が多く、バイクの免許が必要になる場合もあります。
接客スキルは特に必要なく、自転車やバイクで移動している時間がほとんどなので、業務時間中はあっという間に感じるでしょう。
デリバリー系の仕事は飲食と同様、土日が忙しく、天候に左右される点が難点です。その分人と関わることは少なく、気楽に働くことができますよ。
▼お仕事の特徴
軽作業は工場や倉庫で商品の取り出し(ピッキング)・梱包・仕分けなどの作業を行う仕事です。
仕事内容は誰でもできる単純作業が多く、淡々と作業することが好きな方に非常に向いています。業務量も平日とあまり変わらない場合が多いです。
▼お仕事の特徴
データ入力は、アンケートなどの企業が調査した結果を集計する仕事です。テキストデータをまとめる場合もあれば音声データをまとめる場合もあり、企業によって異なります。
PCで少しでもタイピング経験があれば、経験がなくても採用されます。仕事内容によってはエクセルの使い方やタイピングスキルを向上させることができるでしょう。
▼お仕事の特徴
工場の製造スタッフは、食品加工やライン作業を行う仕事です。
8時間フルタイムで働ける求人もあり、一度の仕事で効率的に稼ぐことができます。流れ作業が多いので、ある程度の体力が必要です。
しかし平日座ることが多い学生やオフィス勤務をしている社会人は、休日に動く仕事をすることで生活にメリハリをつけることもできます。
▼お仕事の特徴
コールセンター・テレアポ業務は、言葉の通り電話の応対をする仕事です。
厳密に言えば"コールセンター"はかかってきた電話に対して対応する仕事で、"テレアポ"は自分から営業電話をかける仕事になります。
仕事はマニュアル化されていることが多く、マニュアルさえ覚えてしまえばストレスなく仕事を進めることができるでしょう。
▼お仕事の特徴
家庭教師・塾講師は勉強を教える仕事です。仕事内容としてはイメージしやすいのではないでしょうか。
時給というよりかは1コマで料金が設定されていることが多く、シフトの調整がしやすいです。また、一定のスキルが必要なため、時給も高い傾向にあります。
▼この仕事の特徴
引越しスタッフは、引越しを希望するお客様の部屋の荷物を梱包し、移送・搬入をする仕事です。
重い荷物を運ぶ作業も出てくるので、一定の体力が求められます。また複数人で働くので、チームで働く経験も得られるでしょう。
▼お仕事の特徴
パチンコ店スタッフは、パチンコ店内で接客対応をする仕事です。
パチンコ台の玉運びや清掃をするホールスタッフの仕事から、玉と景品を交換するカウンター対応、その他店によってはドリンクを提供するコーヒーレディのような仕事もあります。
パチンコ店のアルバイトは通常の接客業務と比較すると1つ1つの所作が丁寧で、高い接客スキルを身に付けることができます。
▼この仕事の特徴
イベントスタッフはライブやコンサートで運営のサポートをする仕事です。
チケットの確認・飲食物の販売・お客さんの案内など、業務内容は多岐にわたります。仕事が固定されていない分、幅広い経験が得られるでしょう。
また仕事毎に働く人が変わり、固定のメンバーで働いていく訳ではないので、人間関係が気楽だと感じる方もいます。
▼お仕事の特徴
試験監督は学生の模試や資格試験を受ける方に試験用紙を配り、試験に不正がないかどうか監視する仕事です。
特別なスキルは必要なく、用紙を配って監視するだけなので、誰でも気軽に始めることができる点がメリットだと言えます。
一方で何もしない時間が多く、それが苦痛だと感じる場合もあるでしょう。
土日のおすすめバイトについて解説しましたが、時給・日給という概念ではなく「自分の頑張りによって収入が上がる何かをやりたい」「在宅でできる仕事が知りたい」と感じている方もいますよね。
次に副業としてできる在宅バイトを3つ紹介していきます。
WEBライターは指定されたジャンルに対して、記事を執筆する仕事です。
ジャンルは仕事・旅行・恋愛など多岐にわたり、自身の得意なジャンルを自ら選択できる点がメリットと言えます。
また継続していく内に文章能力とタイピング能力が上がっていくので、続ければ続けるほど効率的に稼ぐことができるでしょう。
仕事を受ける方法としては「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトを使うことが一般的です。
アンケートモニターは、WEB上のアンケートに回答したり、商品のレビューを行う仕事です。
専用のサイトでアンケートに回答していくことでポイントが貯まり、ポイントをお金に換金することで収入を得ることができます。
アンケートはWEBで完結する簡単な内容のものから、実際に商品を使ってレビューしたり、決まった会場でレビューしたりする場合もあります。
ポイントサイトは、アンケートモニターと同様にサイト経由でポイントを貯め、ポイントを換金することでお金を得る仕事です。
ポイントサイトへのログインやサイトの内のゲームをすることでポイントが貯まる仕組みが整っており、楽しみながらポイントを貯めてお金を稼ぐことができます。
特にポイントサイト経由でクレジットカードの登録を済ませると数万円分ポイントとして返ってくるので、少ない手間で稼ぐことができます。
最後に土日の時間を使ってバイトをする時の注意点について解説します。
まず土日のみ働く場合、最初の面接時にその意向をしっかり伝えるようにしましょう。
土日のみ働くと伝えていない場合「平日も入ってほしい」「もっとシフトを増やしてほしい」と言われる場合があるので、不満に思われたり、最悪トラブルになることもあります。
次に扶養に入っている場合、103万円以上給料が超えないように注意しましょう。
学生は親の扶養に入っていることが多いので、年間で103万円以上稼ぐと税金がかかってしまい、結果的に損をする場合があります。
最後に、Wワークの方は社内規則や確定申告に注意しましょう。
まず社内規則ですが「副業や兼業禁止」の会社の場合、別で収入があると社内でトラブルになる場合があります。トラブルを避けるためにも、勤め先でWワークが可能かどうかはしっかりと確認しておきましょう。
また複数の企業で働いている場合年末調整を受けていない所得が20万円を超える場合、確定申告が必要になります。
おすすめの土日バイトに関する記事は以上です。
土日バイトと言っても「土日フルで稼ぎたい人」「少し余力を持たせて働きたい人」など、人によって様々な事情があります。
是非本記事を再度見直し、最適なアルバイトを選択できると幸いです。