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こんな悩みに答えます。
技能実習生を雇用する前に、どのようなリスクがあるのか、しっかり把握しておきたい企業の方は多いのではないでしょうか?
本記事では、技能実習生を雇用した企業におきたトラブル、その避け方についても解説していきます。
まず外国人技能実習制度は、1960年代後半頃から海外の現地法人などの社員教育として行われていた研修制度をベースに、1993年に制度化されたものです。
外国人技能実習制度は、我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としております。
平成28年11月28日に公布され、平成29年11月1日に施行された外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(平成28年法律第89号)に基づいて、新しい技能実習制度が実施されています。
技能実習生を雇い入れる上で、年々問題になっているのが、技能実習生の失踪者が増加している事です。
下記の表を見ると、2018年には、約9000人が失踪していて、その半数以上がベトナム人である事がわかります。
次に、技能実習生の国籍別の推移について、見て行きましょう。
法務省:2019年版「出入国在留管理」日本語版
ベトナム人の失踪者が多いのは、ベトナム人の技能実習生の数が急激に増えている事が原因の1つだと思われます。
失踪する主な原因は、賃金が低いこと、働く環境が過酷であること、技能実習生修了後も働きたいことなどが主な原因としてあげられます。
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