企業様のそんな疑問に答えます。
この記事では、
実際に特定技能の受け入れをしている企業様へのインタビューを通して、
受入れ後の大変なことや、よかったことなどの「実体験」を紹介しています。
ここでしか知ることの出来ない内容となっており、
特定技能導入の検討がしやすくなると思います。
インタビューの最後に、
登録支援機関「アーチ」に支援をお願いしている感想もお伺いしました。
そちらもぜひ登録支援機関選びの参考にしてみてください。
▼この記事でわかること
▼この記事を書いた人
株式会社アーチは、栃木県と群馬県に拠点を置く、総合人材サービスの会社です。
人材派遣や正社員紹介まで幅広く力を入れておりますのでお任せください。
また、特定技能の登録支援機関でもあり多くの外国人と企業様をつないでおります。
特定技能の採用から受け入れ、そして受け入れ後のケアまで、
独自の支援体制を整えて支援します。
ご興味がある方はぜひお問い合わせください。
今回インタビューをお受けしてくださった企業様は、株式会社アシストジャパンです。
株式会社アシストジャパンは、あらゆる天候にも耐える強度を持ち合わせた48.6口径のパイプハウスを開発し、
“全天候型シラオイハウス”として、畜舎・堆肥舎・倉庫などに応用させ、全国にむけて施工・販売しています。
また、自社オリジナル種菌を販売するとともに、
長年の経験と知識に裏打ちされたきのこ栽培のノウハウを提供しています。
また、きのこ生産技術と畜産生産低コスト技術は海外でも広く認められ、
国内外の農業畜産業の生産性向上に取り組んでおられます。
今回は、株式会社アシストジャパンの特定技能の担当者様にインタビューをさせて頂きました。
特定技能を受け入れてみて、大変だったことやよかったことを丁寧にお話くださいました。
受け入れてからのリアルな実体験はなかなか知ることが出来ないので、ぜひ参考にしてみてください。
社員数は約34人で、そのうち特定技能で働いている外国人労働者が11名です。
年内受入れ予定の特定技能も入れると14名になります。
任せている仕事は基本的に社員と同じです。
主に、パイプハウスの組立やビニール張り、内装の施工等です。
現場の親方の補助という形で、パイプの溶接などをしながら
どんどん他の仕事も覚えてもらうような感じです。
特定技能を雇用するようになったのは、アーチさんとのお付き合いからなので、2022年4月頃からです。
もともと、会社として中国とのコネクションはあったので、中国人を集めるのに強い組合から技能実習生を紹介してもらい、
中国人の技能実習生は雇用していました。
ですが、中国人にとって日本で働くメリットがなくなってしまい希望者が激減してしまったのです。
中国人の技能実習が集まらなくなり、会社としても人手不足になってしまったので、他でも探そうと思ったときにアーチのDMを見ました。
アーチで募集をかけてもらったらすぐに人が見つかったんです。
特定技能でしたら国内で人材を確保出来るのでスピーディですし、
そこから特定技能を雇用するようになりました。
先ほどの話にも出ましたが、もともとは中国人の技能実習がメインでしたが、人が集まらず人材不足になってしまったのがきっかけです。
特定技能は、国内にいる人材を確保出来るのでスピーディに採用出来るところがいいと思います。
今まではだいたい3~6名の技能実習を絶えず雇用してきました。
一つの現場では、親方1名と助手2名で回しています。
現在親方が6名いるので、最低でも12名特定技能が必要になっています。
今後の現場の規模も考えて、特定技能を増員することにしました。
会社としては、昔から中国とのコネクションが強かったので、
日本人の若者が集まらない中、社長のつてで中国人の方に働いてもらったりしていました。
過去にはブラジル人やベトナム人も働いた経験もあります。
そこから、中国に強い組合から中国人の技能実習生を紹介してもらうようになりました。
ですので、会社としては特定技能の外国人を雇うことに対しては抵抗や不安はなかったように思います。
私(担当者の方)としては、入社した時から中国人の技能実習の方たちは働いていました。
中国の方とも、最初は戸惑いましたが、LINE(メールアプリ)でコミュニケーションを取るようになってから、だんだんと慣れてきて安心することが出来ました。
ですが今回特定技能で働くのはベトナムの方なので、正直不安はありました。
そこで、登録支援機関であるアーチの担当者の方と相談して、
LINEでグループを作りコミュニケーションを図ることにしました。
そうするとだんだん、直接は言いにくいこともメールで連絡できたりして、
今では良い関係性が出来ていると思います。
一番戸惑ったのは国民性の違いですかね。
働いている特定技能は全員ベトナム人ですが、とても'にぎやか’です。
「みんなで集まってパーティをしたい」みたいな。
ですから偏見もあり、アパートを借りるときなどは困ったりもします。
お金の使い方も、国によって違うところがあります。
中国人は節約する方が多く、「なるべくお金を使わないで貯めたい」という感じです。
一方、ベトナムの方は「自分のことにはお金を使いたい」とういう方が多いよう。
特定技能のメリットは、国内で人材を見つけることが出来るので、
スピーディに雇用出来るということだと思います。
また、今は建設業で募集をかけても、若い力をなかなか集めることは出来ません。
経費的に言えば、日本人を雇用したほうがいいと思いますが、
体力のある若い力を集めたいなら、特定技能に頼るしかないのが現状だと思います。
また、一概には言えませんが、職種的になのでしょうか、日本人の若い子を雇用すると給料ばかり求めてくるパターンが多いように感じます。
特定技能のベトナムの子たちは、休みはしっかり取りますが、その分しっかりと働いてくれています。
受け入れるのに費用がかかるということでしょうか。
でもこれは国の制度のせいだと思います。
建設業は中間搾取が多く費用が掛かるんです。
人手不足で、本当に人材が必要なのにとても「理不尽」に感じます。
あとは、特定技能は5年間しか働けないので、そのしばりがとてももったいないと思います。
特定技能について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてくだい。
特定技能で働いている子達には、ぜひ「親方になるんだ!」という気持ちで頑張って欲しいですね。
「親方になって、次に助手になる子達を育てて現場を回せるようになって欲しい」と、
特定技能の子達に求めています。
これは、「コミュニケーション」と「国民性を理解すること」しかないと思います。
普段はLINE(メールアプリ)を使って、グループLINEを作り、コミュニケーションを図っています。
ですが、だんだんと特定技能の子達の性格が分かってきたので、個別でのLINE と使い分けています。
今では、とても「信頼関係」が出来ており、特定技能の子達は担当者の私に直接リクエストしてきますよ。
時にそれが大変な時もありますが、思っていることやリクエストを言えなくて、抱え込まれちゃうより全然いいです。
そして、国民性は理解したほうがいいです。
中国の方は国民性からごめんなさいという言葉を、安易に使いません。
また個人主義なので、アパートなどで炊飯器など他の人とシェアする事も嫌います。
一方ベトナムの方は騒いだり想定外のことをしたりすることがあります。そして物はみんなでシェアします。
それぞれの国民性がありますが、その違いもお互いに理解し合いながら働いています。
「理解し合あう」ことが大切だと思います。
特定技能は、ぜひおススメしたいと思います。
ただ、受入れには覚悟は必要だと思います。
「モノ」ではなく「人」ですから、こちらも「心でも受け入れる」ということがとても必要だと思います。
今まで技能実習でお願いしていた組合にそのまま特定技能の支援をお願いしていましたが、
積極性もないし、全然支援をしてくれませんでした。
なので登録支援機関としてアーチさんとのお付き合いが始まり、支援に期待をしていました。
登録支援機関を利用するのは初めてなので、支援費が高いと感じましたが、
アーチさんの支援は、手がまわらないところをしっかりサポートしてくれるので、
支援費を払っている価値があると思います。
担当の宮越さんはフットワークが軽くよく動いてくれるので、とても安心感があります。
よく顔を見せてくれるし、特定技能の子の検診に付き添ってくれた時は感動さえしました。
今までやってもらえなかった支援を色々としてもらえるので、とても驚きます。
今回のインタビューから特に感じ取られたことは、
特定技能の受入れ機関は「人を受入れ、国民性も理解することが大切」ということのように思います。
書類上、受入れの手続きが終わればそれで終わりではありません。
特定技能が日本で働き、日常生活を送るうえで不自由のないよう支援し続けます。
そこで大切なのは、「心で受け入れる」ことだと教えて頂きました。
国民性を理解するのは難しいことかもしれません。
ですが、登録支援機関のサポートを受けながら、特定技能を支えて欲しいと思います。
特定技能の受入れには、煩雑な書類作成や手続き面、特定技能の支援など、登録支援機関のサポートは欠かせません。
もし、北関東で登録支援機関をお探しであれば、ぜひアーチにご相談ください。
今委託している登録支援機関からの切り替えもサポートします。
まずはお気軽にご連絡ください。