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外国人技能実習制度とは?職種や特定技能との違い、受け入れの流れも説明します

外国人技能実習とは、外国人労働者が日本で働く為の「在留資格」です。

同じ在留資格でよく似た「特定技能」との違いがわからない方も多いと思います。

今回は「外国人技能実習」について説明します。



▼この記事でわかること

  • 外国人技能実習制度について
  • 外国人技能実習と特定技能の違い
  • 技能実習生を雇うには?
  • 技能実習受け入れまでの流れ
  • 技能実習生の監理団体ってなに?


技能実習を雇用したいと思った場合、申し込みから実際に受け入れるまでの流れも詳しく紹介していますので、導入で悩まれている企業様には必見の内容となっております。


▼この記事を書いたひと

株式会社アーチは、栃木県栃木市と群馬県太田市に事務所を構える総合人材サービスの会社です。

技能実習の監理団体であり、特定技能の登録支援機関です。


外国人労働者の受け入れをご検討中の企業様はぜひお気軽にお問合せください。


株式会社アーチへのお問い合わせはこちら

外国人技能実習制度とはなにか

フォークリフト

外国人技能実習制度とは、日本の企業において開発発展途上国の若者を「技能実習生」として受け入れ、

実際の実務を通じて実践的な技術や技能・知識を学び、帰国後母国の経済発展に役立ててもらうことを目的とした公的制度です。

技能実習制生の受け入れ対象職種とは?

外国人技能実習生は、すべての職種で受け入れできるというわけでもありません。

受け入れを検討する場合、自社が受け入れ可能な職種かどうか確認が必要です。

技能実習1号に制限はありませんが、2号と3号移行時には下記の86職種158作業に限られます。


  • 農業関係(2職種6作業)
  • 漁業関係(2職種10作業)
  • 建設関係(22職種33作業)
  • 食品製造関係(11職種18作業)
  • 繊維・衣服関係(13職種22作業)
  • 機械・金属関係(15職種29作業)
  • その他(20職種37作業)
  • 社内検定型の職種・作業(1職種3作業)


技能実習制度 移行対象職種・作業一覧(令和4年4月25日時点 86職種158作業)


技能実習生と特定技能の違い

「技能実習生」と「特定技能」は、どちらも外国人労働者が日本で働く為の在留資格です。

ですが、その違いについてよくわからない方も多いと思います。

ここからは、技能実習と特定技能の違いについて説明します。

詳しく知りたい方は、こちらの記事にもまとめていますのでご覧ください。


目的の違い

▼技能実習の目的

技能実習生制度は、日本の企業において実際の実務を通じて実践的な技術や技能・知識を学んでもらい、

開発途上国の経済発展を担う「人づくり」に協力すること。

▼特定技能の目的

人材の確保が難しいとされる産業上の分野において、

一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を受け入れることで人材不足を補うこと。

在留期間の違い

▼技能実習の在留期間(最長5年

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  • 技能実習1号:1年間
  • 技能実習2号:2年間
  • 技能実習3号:2年間(2号から3号への移行は試験合格など様々な要件あり)


▼特定技能の在留期間

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  • 特定技能1号:最大5年間
  • 特定技能2号:無制限(建設、造船・舶用工業のみ可能)


「特定技能」という在留資格ができる以前は、「技能実習」を終えた外国人労働者は国へ帰国するしかありませんでした。
ですが現在は、技能実習2号以上修了後は、特定技能へスムーズに移行が可能です。
外国人技能実習を導入後、特定技能への移行をがご活用いただくことで、技能・経験を積んだ即戦力の人材確保が可能となります。

就労可能な業種・職種の違い

▼技能実習の受け入れ業種・職種


前項で説明しましたが、技能実習1号に制限はありませんが、

2号または3号への移行時は「86業種・158作業」に限られています。


技能実習の移行対象職種・作業一覧(86職種158作業)令和4年4月25日時点


▼特定技能の受け入れ分野


特定技能1号の受け入れは下記14分野に限られています。

  1. 介護
  2. ビルクリーニング
  3. 素形材産業
  4. 産業機械製造業
  5. 電気・電子情報関連産業
  6. 建設
  7. 造船・舶用工業
  8. 自動車整備
  9. 航空
  10. 宿泊
  11. 農業
  12. 漁業
  13. 飲食料品製造業
  14. 外食業


特定技能ガイドブック(受け入れ分野はp.2参照)


監理団体と登録支援機関の違い

▼技能実習は監理団体

監理団体とは、外国人技能実習生を受け入れ、各企業に技能実習の適正な実施の確認や指導をする非営利団体です。

技能実習生の受け入れから、アフターフォローまでサポートします。


▼特定技能は登録支援機関

登録支援機関とは、外国人受け入れ機関(企業)との支援委託契約により、特定技能外国人支援計画に基づく支援を行う機関です。

特定技能外国人が安心して働けるよう、企業と特定技能の間に立ってサポートします。

外国人技能実習を雇用したいと思ったら

では、ここまで読んで「外国人技能実習を導入したい」と思った企業様は、まずはお近くの監理団体をお探しください。

監理団体はなるべく近くにあるほうが連携がとりやすく、アフターフォローの面でも企業様にとっては安心です。

次の項からは、監理団体に申し込んだ後の流れを詳しく説明していきます。

外国人技能実習生の受け入れまでの流れ

受け入れまでの流れは下記の図のようになります。

お申し込みから入社までの期間は約8~10か月程度になります。

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受け入れまでの流れをさらに詳しく説明

技能実習 受け入れまでの流れ1_1
技能実習 受け入れまでの流れ1_2


技能実習 受け入れまでの流れ1_3

監理団体は何をサポートしてくれるの?

前項で示した図のように、受け入れ企業様が用意すべき書類作成の準備や煩わしい手続きを、監理団体がサポートします。

また、空港から講習施設への送迎などの送迎や、入社後の行政手続きや口座開設などのお手続きもサポートします。

スムーズな受け入れから、アフターフォローもしっかりと行います

監理団体の支援内容の一部を紹介する(写真あり)

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ここからはアーチの監理団体としてのサポート内容の一部をご紹介します。

今回は技能実習生を受け入れたのは、栃木県栃木市を拠点とし、関東、栃木県を中心に足場工事を請負い、施工している「エース株式会社」様です。


■エース株式会社様

〒328-0122 栃木県栃木市川原田町1508-3

https://ptzjsclqf.jbplt.jp/

入寮のサポート

入国後、1か月の講習を終え、企業様への配属が決まった技能実習生。

今回は入寮のサポートの様子をご紹介します。


▼寮まで送迎し、寮の使い方や外出時のルールなどを説明しています。

トラブルを防ぐため、重要なポイントは通訳を交えながらしっかりと理解してもらいます。

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▼冷蔵庫やレンジ、炊飯器の使い方を説明しています。その他、ごみの出し方や外出時のルールなども細かく説明します。

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行政手続きのサポート

▼市役所での転入届や銀行の口座開設などの手続きもサポートします。

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技能実習生、特定技能の導入をご検討中ならご相談ください

アーチは、AIC協同組合の栃木事務所です。

栃木の監理団体として、技能実習の受け入れからアフターフォローまでしっかりとサポートいたします!

また、特定技能の登録支援機関でもあります。

外国人労働者にご興味のある企業様は、お気軽にお問合せください。


  • 技能実習や特定技能を導入したいけど、制度がわからない
  • 他の国の人材を雇用したい
  • 今の監理団体、登録支援機関の対応に不満がある
  • 組合が他県のため、うまく連携がとれなくて困っている


など、上記に該当する企業様、お問合せお待ちしております。


株式会社アーチへのお問合せはこちら









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株式会社アーチ

栃木の派遣やパート・アルバイトの事なら株式会社アーチにお任せください。