外国人技能実習とは、外国人労働者が日本で働く為の「在留資格」です。
同じ在留資格でよく似た「特定技能」との違いがわからない方も多いと思います。
今回は「外国人技能実習」について説明します。
▼この記事でわかること
技能実習を雇用したいと思った場合、申し込みから実際に受け入れるまでの流れも詳しく紹介していますので、導入で悩まれている企業様には必見の内容となっております。
▼この記事を書いたひと
株式会社アーチは、栃木県栃木市と群馬県太田市に事務所を構える総合人材サービスの会社です。
技能実習の監理団体であり、特定技能の登録支援機関です。
外国人労働者の受け入れをご検討中の企業様はぜひお気軽にお問合せください。
外国人技能実習制度とは、日本の企業において開発発展途上国の若者を「技能実習生」として受け入れ、
実際の実務を通じて実践的な技術や技能・知識を学び、帰国後母国の経済発展に役立ててもらうことを目的とした公的制度です。
外国人技能実習生は、すべての職種で受け入れできるというわけでもありません。
受け入れを検討する場合、自社が受け入れ可能な職種かどうか確認が必要です。
技能実習1号に制限はありませんが、2号と3号移行時には下記の86職種158作業に限られます。
技能実習制度 移行対象職種・作業一覧(令和4年4月25日時点 86職種158作業)
「技能実習生」と「特定技能」は、どちらも外国人労働者が日本で働く為の在留資格です。
ですが、その違いについてよくわからない方も多いと思います。
ここからは、技能実習と特定技能の違いについて説明します。
詳しく知りたい方は、こちらの記事にもまとめていますのでご覧ください。
技能実習生制度は、日本の企業において実際の実務を通じて実践的な技術や技能・知識を学んでもらい、
開発途上国の経済発展を担う「人づくり」に協力すること。
人材の確保が難しいとされる産業上の分野において、
一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を受け入れることで人材不足を補うこと。
前項で説明しましたが、技能実習1号に制限はありませんが、
2号または3号への移行時は「86業種・158作業」に限られています。
技能実習の移行対象職種・作業一覧(86職種158作業)令和4年4月25日時点
特定技能1号の受け入れは下記14分野に限られています。
監理団体とは、外国人技能実習生を受け入れ、各企業に技能実習の適正な実施の確認や指導をする非営利団体です。
技能実習生の受け入れから、アフターフォローまでサポートします。
登録支援機関とは、外国人受け入れ機関(企業)との支援委託契約により、特定技能外国人支援計画に基づく支援を行う機関です。
特定技能外国人が安心して働けるよう、企業と特定技能の間に立ってサポートします。
では、ここまで読んで「外国人技能実習を導入したい」と思った企業様は、まずはお近くの監理団体をお探しください。
監理団体はなるべく近くにあるほうが連携がとりやすく、アフターフォローの面でも企業様にとっては安心です。
次の項からは、監理団体に申し込んだ後の流れを詳しく説明していきます。
受け入れまでの流れは下記の図のようになります。
お申し込みから入社までの期間は約8~10か月程度になります。
前項で示した図のように、受け入れ企業様が用意すべき書類作成の準備や煩わしい手続きを、監理団体がサポートします。
また、空港から講習施設への送迎などの送迎や、入社後の行政手続きや口座開設などのお手続きもサポートします。
スムーズな受け入れから、アフターフォローもしっかりと行います
ここからはアーチの監理団体としてのサポート内容の一部をご紹介します。
今回は技能実習生を受け入れたのは、栃木県栃木市を拠点とし、関東、栃木県を中心に足場工事を請負い、施工している「エース株式会社」様です。
■エース株式会社様
〒328-0122 栃木県栃木市川原田町1508-3
入国後、1か月の講習を終え、企業様への配属が決まった技能実習生。
今回は入寮のサポートの様子をご紹介します。
▼寮まで送迎し、寮の使い方や外出時のルールなどを説明しています。
トラブルを防ぐため、重要なポイントは通訳を交えながらしっかりと理解してもらいます。
▼冷蔵庫やレンジ、炊飯器の使い方を説明しています。その他、ごみの出し方や外出時のルールなども細かく説明します。
▼市役所での転入届や銀行の口座開設などの手続きもサポートします。
アーチは、AIC協同組合の栃木事務所です。
栃木の監理団体として、技能実習の受け入れからアフターフォローまでしっかりとサポートいたします!
また、特定技能の登録支援機関でもあります。
外国人労働者にご興味のある企業様は、お気軽にお問合せください。
など、上記に該当する企業様、お問合せお待ちしております。