この記事では、特定技能外国人の雇用によるメリット・デメリットを紹介します。
▼この記事でわかること
この記事を読めば特定技能外国人の雇用に対するイメージを掴むことができ、外国人採用の検討がしやすくなりますよ。
外国人を雇用するにあたって
「技能実習・特定技能のメリットやデメリットはなにか?」
「外国人を雇用していくうえで大切なことや気を付けたほうがいいことはなにか」
「特定技能を雇うにはどこに相談したらいいか」
という事が気になっている人には必見の内容です。
▼この記事を書いた人
株式会社アーチは、栃木県栃木市と、群馬県太田市にある人材派遣会社です。
技能実習の監理団体であり、特定技能の登録支援機関です。
導入をご検討中の企業様はぜひお気軽にお問合せください。
ここからは、実際に特定技能外国人を雇用している企業様へのインタビューの内容をご紹介してゆきます。その中で、外国人の雇用のメリットやデメリットも聞いてみましたので参考にしてみてください。
現在の社員数は約150人くらいです。そのうち外国人の労働者は9人います。いずれも【特定技能】です。これからまた3名入社予定です。
労働力不足に悩んでいたところ、客先から教えてもらった情報がきっかけです。
「外国人労働者を雇用して助かっている」という話を聞き、では当社も雇用してみようということになりました。
最初は、「日本語が話せるのか」「コミュニケーションはとれるのか」「文化の違いなどで大変なのでは」といった不安がありました。
初めて雇用したのは中国人だったので、日本語がそこまで上手ではなくても筆談でコミュニケーションをとることが出来ました。
しかし、その後に紹介されたのはベトナム人で、ベトナム人は、漢字も英語も出来ないので困りました。
そこで、面接では日本語のレベルを重視することに決めました。
1回目の面接の際、日本語があまり上手ではなかった子がいて、「次回までにしっかりと勉強して上達してきてください」と伝えました。
すると2回目の面接では、ちゃんと日本語が話せるように上達していたので採用を決めました。
雇用後は、仕事の覚えも早く、一生懸命働いてくれているので、特に困ったことはありません。
大切なのは、面接の際に日本語のレベルや人柄をしっかりと見極めることだと思います。
そうすればコミュニケーションや仕事の説明において、特に困る事や大変な事はないと思います。
▼特定技能の面接の様子や質問内容などを知りたい方は、こちらのブログで紹介していますでご覧ください。
まずは、労働力不足を補ってくれているので大変助かっています。
彼らは本当にまじめに働いてくれているし、仕事の覚えも早いです。
一生懸命働いてくれていますし、日本人より頼もしいと思う事もあり、信頼できますよ。
特にはありませんね。
文化の違いなども不安でしたが、今特定技能で働いてくれているのは全員ベトナム人ですが、ベトナムは日本の文化ととてもよく似ています。彼らは日本人のように、相手のことを気遣う心があります。
また、穏やかであまり騒がしくないと言いますか、夜にうるさく騒いだりとかそういったトラブルもないですね。現地に行ったときにも感じましたが、道もきれいで片側通行をするところ、道に落ちているごみを拾うところなど、日本人に似ています。
大切なのは「信頼関係」だと思います。そのためにしている事は、「間違った事はきちんと叱って正してあげる」「彼らの評価が下がらないように守ってあげる」ですかね。日本人ではないという事で偏見を持つ人もいますし、語力不足で誤解が生まれてしまう事もあり、彼らの評価が下がってしまう事があります。
例えば、外国人労働者が遅刻をして、会社への連絡が遅れた事がありました。
そのままでは彼の評価は下がってしまいますが、まずは「なぜ遅刻したのか」をきちんと聞いて事実確認をします。
彼は、連絡網で連絡はしたらしいのですが、その連絡網が途中で切れてしまっていたようなのです。
「彼はきちんと行動を起こしたけれど、情報がうまく伝わっていなかった」という事実がわかり、それを彼の上司に報告しました。
このように、環境も違う国で、更に言葉も苦手な状況で、意思疎通や情報伝達は難しいものです。
そんな時に彼らを守ってあげるようなフォローも必要だと思います。
彼らに信頼してもらえる関係をつくっていかないとと思いますね。
特に準備することはありません。
ある程度知識も能力もありますので、外国人だからといって構えることなく向き合えばいいと思います。
彼らをよく思わない社員がいたとしても、彼らにもこんないいところがあるよとフォローして伝えてあげればよいのではないでしょうか。
はい、とても満足しています。
以前の特定技能をお願いしていた登録支援機関は、ほとんど何もしてくれなかったのでとても大変でした。
ですが登録支援機関をアーチさんに切り替えてからは、充実した支援をしてくださって本当に助かっています。
寮の近くにスーパーや買い物するところがなく、外国人の子たちは自転車で買い物に行くのが大変でしたが、
最近アーチさんのバスで定期的に買い物に連れて行ってくれることになりました。
そういった支援もしてくれるので大変助かっています。
いかがだったでしょうか。
外国人を雇用するメリットやデメリットは伝わりましたか?
特定技能で働く外国人はとても真面目で一生懸命働いてくれます。
彼らは母国を離れ、知らない土地で頑張っています。
今回インタビューに答えてくださった担当者様は、ご自身も海外赴任の経験がおありでした。
ですから、海外での心細さや苦労もよくわかるそうです。
同じように赴任している日本人同士でコミュニティーを作り、情報交換をしながら生活していたそうで、
日本で暮らす外国人にもできるだけ協力してあげたいと話してくださいました。
さて、「うちの会社でも外国人を雇用してみよう」と思ったらどこに相談すればいいのでしょうか?
まずは自社が技能実習生や特定技能の受け入れ要件を満たしているかどうかも確認が必要です。
先ほどもご紹介しましたが、登録支援機関とは、特定技能外国人を雇用する企業や施設に委託されて外国人の支援計画の作成・実施を行う機関のことです。
特定技能外国人を受け入れるには、外国人に対して10項目の支援を義務付けられています。多くの手続きやサポートを受け入れ先の企業や施設だけで行うのは困難であるため、登録支援機関が代わりに業務を行うことになります。
登録支援機関の行う支援については、支援内容が10項目定められている「義務的な支援」と、それに加えて登録支援機関ごとに定めている「任意的な支援」があります。
この「任意的な支援」の内容や実績が、その登録支援機関の質を決めていると言えるでしょう。
では、株式会社アーチの「任意的な支援」の内容をいくつかご紹介します。
など、幅広く支援を行っています。
先ほどのインタビューにもありましたが、特定技能の外国人が買い物に行けず困っている場合など、アーチで買い物に連れて行ってあげるなど、状況に応じて様々な支援を行っています。
他にも実際の支援内容や様子も紹介していますので、下記の記事もご覧ください。
など気になる方はお気軽にご相談ください。